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3月1日 着工


明治43年(1910年)京橋区木挽町(現中央区銀座)に創業した中村活版製造所。5代目社長である中村さんから、2010年4月に創業100年を迎えるため手狭になった店舗を改装をしたいと相談を受けました。

店内(2009年)

店舗は戦前から建つ築80年の木造3階建てと築年数不明の木造2階建ての2棟を繋いだ建物です。写真から昔と現在を見比べると、銅板の外壁は鋼板に変わり、木製建具はアルミサッシに交換され、幾度か改修した跡があちこちにありました。カーペットが敷かれた床は、鉛の活字の重みでたわんでいます。



プリント合板の継接ぎの壁、煤で黒くなった梁に渡された碍子配線。そして2階はここに70年間暮らすお母さんの住まい。歴史と現状を見て、なにをすべきか考えました。

店内(2009年)
活字棚(2009年)

工事期間中、仮店舗として営業する車庫を先ず改修します。モルタル塗りの腰壁に上部は化粧板が貼られていました。雨漏りによって天井と壁の一部が剥がれ落ちています。

車庫