| 表通り |
昭和通りを境にして西側と東側で町の雰囲気は大きく変わります。 商業ビルが立ち並ぶ西側と比べ、古くから職住一体の生活が残る東側。 中村活字も二階は住まいとなっていて、二階の窓には毎日洗濯物が吊るされています。
| 活字棚 |
建物は戦前から建つ築80年の木造3階建てと、これより新しいと思われる築年数不明の木造2階建ての建物の2棟を繋いで使われています。
外装は新築時は壁に銅板が張られていましたが、その後の改修工事で鋼板に張り替えられ、建具も木製のものからアルミサッシに交換されていました。
内装は床は板張りで、孔や傷を隠すためカーペットが敷かれました。 壁一面に並ぶ鉛の活字が収められた棚の重量は相当なもので、床の一部が耐えきれずたわんでいます。 下地の土間コンクリートがない部分もあり、土の上に角材が敷き並べてありました。
壁の一部には新築時の窓があり、それを残したまま下地を組んで化粧板が貼られていました。 天井はお客が出入りする一部分に化粧ボードが貼られ、他はあらわしになっています。 電気設備は碍子配線が使用されていました。 棚を照らす蛍光灯が部屋の奥へ一直線に伸びています。
建物の現状を把握しながら、近隣周辺を散策したりして、どのようなことをすべきか考えました。
| 車庫 |